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第10回 キャリアコンサルタント 学科試験問題 問40

投稿日:2018年12月25日 更新日:

2018年11月に行われた、第10回キャリアコンサルタント 学科試験問題の問40について。

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問題文

ジェラット(Gelatt, H. B.)の意思決定プロセスに基づく支援に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 可能性のある選択肢の予測を行い、選択肢それぞれがもたらす結果の起こり得る可能性を判断する。
  2. 相談者が持つ自己概念や希望、期待、職業観などの前提と、外界からの情報との間に生じた不協和(不一致)の解消を重視する。
  3. 探索的決定から最終的決定へと連続的にプロセスを進行させることが重要である。
  4. 主観的な思い込みで狭められていた選択肢を、より幅広い範囲に広げることを主眼としている。

正解

2

各選択肢を検討

  • 渡辺先生『キャリアの心理学』第2版

1つ目の記述

上記書籍113~118ページより、連続的意思決定プロセスの一部について説明するものと思われます。

『予測システム』において、選択肢それぞれがもたらす結果の起こり得る可能性を判断する、というのはブロスが仮定したキャリア発達における意思決定の1ステージ。

ジェラットはこれに対して問題意識を持ち、前期理論(主観的可能性、連続的意思決定プロセス)を展開しました。

2つ目の記述

相談者が持つ自己概念や希望、期待、職業観などの前提と、外界からの情報との間に生じた不協和(不一致)の解消を重視するのはヒルトン。ヒルトンは、心理学の「認知的不協和理論」(フェスティンガー)を意思決定プロセスに応用して、キャリア意思決定モデルを提唱しました。

外界からの入力と、迷いや環境からの不協和に対する耐性、および再調整によって意思決定が行われる、というものです(木村先生の『理論と実際』5訂版24ページ、JILPT資料29ページ)。

3つ目の記述

上記書籍116ページより、ジェラットの前期理論である連続的意思決定プロセスの一部について説明するものと思われます。

ジェラットは、スムーズに探索的決定から最終的決定へと意思決定が進行するプロセスとして、「連続的意思決定プロセス」を提唱した。

4つ目の記述

上記書籍115ページより、ジェラットの前期理論である主観的可能性について説明するものと思われます。

ジェラット自身も述べるように、このガイダンスの枠組みは、誤りに満ちがちな主観的可能性に縛られない「フリー・チョイス」を進行させることをめざしている。なぜなら、客観的なデータを与えることにより、主観的な思い込みでは、自分には無理だと考えていた選択肢にも、可能性があることを気づかせることもできるからである。すなわち、主観的な思い込みで狭められていた選択肢の範囲よりも、より幅広い範囲のなかから選択できるようになるかもしれないのである。

参考

第10回学科試験の参考資料・サイトまとめはこちら⇒

第10回 学科試験 問1~問50

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